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睡眠時無呼吸症候群

Sleep Apnea Syndrome(SAS)睡眠時無呼吸症候群

毎日ぐっすり眠れていますか?さわやかな朝を迎えていますか?

  • 睡眠時間を充分とっているのに、昼間眠気がおきる。
  • よくイビキをかくと言われる。

こんな事が思い当たる方は夜間睡眠時に呼吸が止まっているかもしれません。
こんな事を言うとびっくりなさるかと思いますが、ご存じのように、私たちは酸素を体内に取り入れ生命を維持しています。睡眠中に呼吸が止まると血液中に取り込まれる酸素量が低下して、全身の臓器・器官に悪影響をおよぼします。これは、高血圧・心不全の原因となったり高血圧の合併症(脳梗塞、脳卒中、心筋梗塞)の引き金になったりします。
睡眠時無呼吸症候群の自覚症状としては、昼間の眠気から集中力、記憶力の低下をきたしたり、疲労感、抑うつ気分などを引き起こします。強い眠気から、仕事の能率低下や、交通事故を引き起こしたりもします。
また、怒りっぽくなったり、物事に無頓着に成ったりする場合もあります。成人男性の約5%の方がSASの疑い有りといわれています。

寝ているとき、気道が狭くなりやすい、次に上げる様な方は要注意。

  • 鼻の悪い方。
  • へんとう腺肥大の方。
  • あごの小さい方。
  • 肥満体の方。

激しくいびきをかいている人のいびきが突然止まりしばらく静かになることがあります。このとき呼吸が止まっていると思われます。

以前は睡眠時無呼吸症候群の診断には入院検査が必要でしたが、ご自宅でおやすみの時に簡単な検査器具を装着していただくことで検査が出来るようになりました。
当院でも、ご自宅で簡単にできる睡眠時無呼吸症候群の検査を行っています。
検査結果に応じて、C-PAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)による治療も行っています。更に詳しい精密検査については、名古屋徳洲会総合病院(春日井市高蔵寺町)呼吸器外科での睡眠ポリグラフ検査(PSG)を紹介します。

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